レインソング
冷たい冬の帰り道 二人で歩いていた
破れた空の隙間から 季節はずれの雨が降る
寒さに少し震えながら 足早に歩いたけど
あなたが消えてしまいそうで 時々後ろを何度も振り返る
夢の中では確かに好きだと言えたのに
あなたの前じゃいつも素直になれない
本当はいつだってあなたに会いたいけれど
時間はそれを許さないだろう
ふと目を覚ました真夜中に雨は上がっていた
震える身体を抱いたとき
あなたを失ってはいけないような気がしてた
向い風はいつも強く 今の二人じゃ前に進めない
僕は耳を塞いだまま 何度もあなたの名前を呼んでいた
過ぎ行く時間はいつも絶望と希望をくれる
僕は僕だけの為に走り続けてきたけど
大切な時はいつもあなたがそこに居て
もうすぐ三度目の季節が来ようとしてるけど
誰より優しいあなたはいつかさよならを告げる
時間はそれを許さないだろう
ふと目を覚ました真夜中に雨は上がっていた
震える身体を抱いたとき
あなたを失ってはいけないような気がしてた
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