シンガーソングライター

苦い珈琲を飲み干し ライブハウスへと向かう
口笛を吹いてみたり 鼻唄を歌ってみたり

高い空とビルの間を 月のライトが照らしてる
あの空の向こう側に 時々あこがれてみたり

いつものように家を出て いつものように草臥れて
いつものように眠るだけ それでも夢が待っていて
昨日もない 今日もない 今もない 明日もわからない
わからないけど

何かに逆らうように ただ何かを見返すように
ただ水が流れるように 生きていたいさりげなく

誰かのあざ笑う声 這い蹲っては立ち止まる
それでも歩いていくさ 生き恥を曝してでも

宇宙の果てに浮いた星 その星に浮かぶ島国の
二階建てのアパートには あなたの風が吹いていて

流れに乗った群衆が 乗りそこなった親友が
寝れない夜の後悔が いつも背中をノックした

いつものように家を出て いつもの顔をぶら下げて
新しい夜に歌えば そこには君が立っていて
昨日じゃない 今日じゃない 今じゃない 明日も敵わない
そんなもんじゃない




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