戯れて

子供の頃のようなこんな気持ちが僕はずっと欲しかったんだ
手を伸ばせば太陽にだって触れられそうな
満たされてるそんな気持ちだ
だけど少し何かが足りない

両手じゃ抱えきれないくらい欲しい物はある
でも本当に欲しい物がわからなくて
限られてる時間の中で見つけたいから そうゆっくりしてられないんだ
今日もどこかで何かを探してる

そうなんだ 人はみんな旅する生き物
ただ道を忘れてしまってるだけ
僕なんて生きるための言葉さえ解らず
きみと戯れているだけ

時間を泳ぐ人の群れが家路を辿る夕暮れに
街の雑踏に紛れて僕ははなぜか なぜか泣いてた
どこかで待ってる人に会いたい

僕らが生まれるずっとずっと前から続いてるこの世界
手を取ってくれよ きみと生きたい
何万年 何億年も
同じ星を見上げて笑ってる

最高さ この世界はそれ程素晴らしい
人はたまに人を殺すけど
本当は誰もみんな忘れちゃいけない
事があるって分かってる筈なのに
だけど そんな事今の僕はどうでもいいんだ
なあきみもきっとそうだろう?
僕はただ言葉なんて意味のない世界で
きみと戯れていたいだけ


戻る

inserted by FC2 system