夢うつつ
窓辺にもたれた昼下がり 煙に巻かれて夢うつつ
あちらの屋根から音一つ
どこかで聴いた・・・・あれ？どこで聴いたんだっけ
脳みそがトロけてきたのかな
ちょっと ちょっと・・・・・・
おっとっとっ・・・・・・・
でも大切なことは意外と憶えてる
今日の夢も明日の夢も 忘れるくらいのものなら
いらない もういらない
あれもこれもそれもどれも いっそ忘れたいから
まだ眠りたいの
烏が鳴く鳴く夕暮れに 煙に巻かれて夢うつつ
茜の空から舞い降りた
言葉の雨が降る 淡々と そう淡々と
脳みそが覚醒したのかな
もっと もっと・・・・・・
あらよっと・・・・・・・
でもそれって意外と幻覚だったりするのよこれが
人や街や歌・・・大好きだった全ても 僕の名前も
今日の夢も明日の夢も 忘れるくらいのものなら
ああ もういらない
あれもこれもそれもどれも 全部忘れるくらいに
そう ただ眠りたいの
冷たい色した夜明け前 煙に巻かれて夢うつつ
ああ 夢うつつ
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